声蓮華

~ SEIRENKA 人生を美しく生きるQOLの智恵 ~

誰でも、声は変えられる

こんにちは、ひとぴぃです。

クリスマスソングが合う季節になってきましたね。

クリスマスソングと言えば、何を思い浮かべますか?

僕は、WHAM! かな!

WHAM! - LAST CHRISTMAS - YouTube

思い浮かべた瞬間、歌っている人の声が聴こえてきたとしたら、きっとそれは、その方の、ほんとうの自分の声、だと思います。

ほんとうの自分の声については、前回の記事で少しふれています。

1.日曜日の夕方、声が変わった!

僕が、そのアカデミーに入会し、まだ2か月も経たない頃。

忘れもしない、5月最後の日曜日の夕方、その日のレッスンは恩師宅のアトリエでの開催で、各回の生徒は数名だけ、最後のレッスン後に、アトリエ横のお庭で夕日を背に恩師を囲み、みんなでコーヒーをいただきながら談笑していたのです。

ある瞬間、ただの話し声だったのですが、あれっ?なんかいつもと違う、もしかして自分の声が少し響いてる?と感じたのです。自分のカラダが振動しているのです。

その瞬間、恩師が言いました。

「ひとぴぃ、今、響いてるよ。」

それが、最初の声のお産の瞬間でした。

それがほんとうの自分の声だったのです。

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2.声も引きこもる 

本来、誰もがこぶしをにぎりしめ、生まれた瞬間に全身全霊で声を響かせたはずです。

なのに、いつの間にか、物心つく頃から少しずつ、ココロとカラダがちぢこまっていく人がほとんどです。

すると、声も引きこもってしまうのです。

僕も例外ではありません。

3.父と比較してきた人生

父は国家公務員で、最後にはトップに立った人でした。ずっと父と比較する自分がいましたし、父や母に認めてもらいたい、と思い生きていました。特に厳しく育てられたわけではなく、むしろ自由な方でしたし、要所要所で自己決定して生きてこれてはいたので、ありがたいことだったと、今では感謝しています。

公務員は転勤が多く、小学校は日本全国4箇所通いました。スポーツ好きで活発だったこともあったので、すぐに友だちができるタイプではありましたが、ある日突然40人くらいの見ず知らずの集団に入るわけですから、子どもにとっては一大事です。目立つ転校生は目もつけられ、いじめられたり、やり返したりと、色々ありました。

4、小さい頃に傷ついたこと

こんな転校によるストレスはありましたが、実はみんな、ささいなことがきっかけで、人格形成されてしまうことがあります。

僕であれば、、、

  1. 幼稚園で好きな子にちょっかいを出したら泣かしてしまった。
  2. 小学校一年生のとき、クラスメートの女子二人の「ひとぴぃ好き?」「きらーい」という会話を聞いてしまった。
  3. 小学校六年生のとき、授業中まじめに回答をしたのに、クラスメートの突っ込みが何故か爆笑を誘い、それがきっかけで気に入らないあだ名がついてしまった。

そんなことばかりです。

もちろん、勉強しなきゃいけないだ、受験だ、進路どうする、と言ったストレスも自分にはあり、病気で倒れたこともありましたが、小学生の頃からの、こんなささいな体験の積み重ねが、実は積極性を失わせたり、言いたいことを飲み込ませたり、こじんまりとした表現をさせるという、自分の人格の元になったのだと、ある時に紐付きました。

今ではそれは解除できています。

5、誰でも緊張する環境で生きている

誰もがそれぞれに、何かしら心身に緊張をもたらす環境で生きてきましたし、今もそうだという人ばかりかと思います。

まずはその緊張を解き放つことからはじめる。

前回の記事、

seirenka.hatenablog.com

というのはこういう理由があるからです。

声を変える、というよりも、声を思い出す、というほうがしっくりきます。

だからこそ

誰でも、声は変えられるのです。

 

次回は「誰もが持っている、世界にたった一つの、声の形」についてお伝えする予定です。

 

このブログでは、「ほんとうの自分の声」を思い出すプロセスを通し、僕自身の「身体」や「心」が変わり、結果として健康や若さを維持でき、美しく人生を歩んでいくために得た心魂体の智識について、みなさんにお伝えしていきます。

どうぞよろしくお願い申し上げます。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

発声もゆるめることでうまくいく

はじめまして!ひとぴぃと申します。

東京在住です。

少しずつ朝晩が冷えるようになり、同時に肌もカサカサ、喉もカサカサしてきます。

1.肺活量は無いのに、誰よりも息が長く続く

僕は心身のコンディションと声がとても密接で、すぐに自分の状態が声に現れます。今日はあまり体を動かしていないので、血液循環も今一なのか、声が出にくい感じがします。

僕は心身のコンディションを整えないと、少し声を出しにくい弱みがあります。線が細く、骨格的に薄っぺらいですし、元々男性としては声も高く、男らしい声の響きを出すのは大変です。そして、何と肺活量は標準以下・・・。

ところが・・・

同じくらいの呼吸量であれば、誰よりも息が長く続き音は高くても音色は低く感じさせることができるんですよ!

そして、今では高い声も、響きのある声で女性の音域をカバーできる強みになりました。

2.自分の声がイヤになった瞬間!

あなた自身、日頃からご自分の声について、気にされることってありますか?

僕は小学3年の時、歌番組で好きな曲を歌いながら録音した後、その声を聞いて愕然としました。

正直に言って「気持ち悪い!」でした。

好きでも嫌いでもない、だから声には元々興味が無いし、気にもしていなかった。

でも・・・

自分の声・・・なんかイヤかも!

をきっかけに、はじめて自分の声を認識したように思います。

3.声を褒められて嬉しかったこと

歌うことは小さい頃から好きだったこともあって、声をよく出す子でした。だからか、小6の時に音楽の先生に「いい声ね♪合唱クラブに入らない?」と誘われたことで自信を取り戻しました。

そして、高1の時に声楽が専門の音楽の先生に、出席確認の「ハイ!」の声を「綺麗な声ね♪」と褒められてからは、自信がつきました。

とは言ってもずっと体育会系ですし、何かに活かすわけでもなく、理系の大学に進み、大学院まで物理を専攻、その後は宇宙開発業界で軌道制御・軌道設計の仕事につき10年勤めていました。

4.体と一緒で細かった声

ギターは長くやってて、会社勤めしながらバンド活動をしていました。その時に、歌うと高い声は出るけど、骨格同様、なんだか自分は声が細い事に気付きました。

そんな最中、バンドでサックスを吹いていた大学からの友人に誘われ、彼が通いはじめたあるアカデミーを体験したのです。

それが僕にとっては衝撃でした!

僕自身、学生の頃16年ほど体操競技をやっていたので、一般の方に比べると柔軟性はとても高いのです。

そこで気付いたことは、「”柔軟性がある”ことよりも”ゆるめる”ことが上手であることが大切」ということだったんです。

5.「ゆるめる」ことと「ほんとうの自分の声」

ひすいこたろうさんの「ゆるんだ人からうまくいく」が出るずっと前の話ですよ。

パフォーマンスを上げるためには鍛えるのではなく、ゆるめることだったんです。

声のトレーニングのはずなのに、2時間のアカデミーで声出しは10分程度!?

すると、2ヵ月後にははじめのほんとうの自分の声に出逢いました。

それが、人生の帰路における点と点がつながり、今の自分自身に到るきっかけとなりました。

 

次回は

seirenka.hatenablog.com

についてお伝えします。


このブログでは、「ほんとうの自分の声」を思い出すプロセスを通し、僕自身の「身体」や「心」が変わり、結果として健康や若さを維持でき、美しく人生を歩んでいくために得た心魂体の智識について、みなさんにお伝えしていきます。

どうぞよろしくお願い申し上げます。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。