声蓮華

~ SEIRENKA 人生を美しく生きるQOLの智恵 ~

沈黙は罪

こんにちは!ひとぴぃです。

穏やかな音楽の流れるカフェで恋人とデート。

お互い言葉を交わすこともなく、それぞれに雑誌や本を読みながら、ふたりだけの時が、ゆるやかに流れていく。。。

そんな憧れはありませんでしたか?

僕はとっても!憧れておりましたので、創ったこの曲の世界観に、如実に現れていたことが、今聴くとよくわかります。

青年ひとぴぃは、以心伝心を大切にしていました。

1.以心伝心とは

言葉によらずに、互いの心から心に伝えること。

言語では説明できない深遠・微妙な事柄を相手の心に伝えてわからせること。

いかにも日本人が好きそうな世界です。

独特な機微という言葉があることからも、わたしたちの精神性がわかりますよね。

今でも、僕自身、その感性は確かにとても大切にしています。

何よりも、今日このブログを書いている途中に、以心伝心がありましたから!

さきほど、以心伝心ですね♪というメッセージを交わしたところです。

時には、想いは時空を越えることもありますよね。

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2.相手ではなく、自分の感情にフォーカスしていた

ただ、あくまでも僕の場合ですが、相手の悩み、苦しみの感情については、以心伝心があっても、それを受け止めてあげられない、という人生の課題がありました。

表現は難しいのですが、相手の心が満たされている時は、その感情を自分に投影し、結局は自分の感情が満たされていることにフォーカスしていました。自分が気持ち良いのです。

一方、相手が悩み、苦しんでいる時は、無意識にそこにフォーカスすることを避け、現象面やふるまいにフォーカスし、それが自分にとって嫌な態度の場合、自分が嫌、という感情にフォーカスしてしまい、そこから避ける行動をとっていました。怒っているのではなく、苦しんでいるかもしれないのに。ひどいでしょ?

嫌、苦手 ⇒ 逃避 ⇒ 話しかけない、そっとしておく

原因は

seirenka.hatenablog.com

と紐付いています。

3.思考停止は時間をも止める

さらに僕の場合、創作などで思考を回さないことも得意なので、何かに没頭すると、他の大切なことに気が付かず、自分自身の世界に入り込んでしまうのです。

すると、大袈裟に例えると、横で倒れている人がいても気付かないのです。

ご存知ですか?

思考が時間感覚を作り出しています。

思考停止していると、時間は無限に流れていきます。

人は一日に何万回も思考しており、特にその8割が、過去の後悔や、未来への不安、と言われいます。その回数は6万回、8万回など諸説あり、エビデンスの出所は知りませんが、少なくとも一日は86,400秒なので、毎秒悩み続けている、それくらい悩んでいる、ということでしょうね。

ということは、悩み、苦しんでいる人は、時間の経過が遅い

もし、その傍らで、僕が何かに没頭し、時間感覚を失っていたら・・・あっという間に時間は経過していくわけです。

その方にとっては、長い時間悩んでいるのに、その間に助けるどころか、声さえもかけてくれない。

すると、相手にとっては、この人は私には無関心でしかないのです。

の反対語は無関心です。

人が離れていく、そんな失敗も沢山経験してきました。

4.沈黙は罪

言葉にしないことで、相手に与える感情の8割は不安、残り2割は疑心暗鬼です。

そして、自分の気持ちや考えを言葉にすることで、相手に安心と信頼を与えられます。

その時に大切なのは、自分のことをわかって欲しい、という一方通行になる前に、相手の心にフォーカス、相手の心をわかろうとすることだということに、失敗を重ねるなかで気付くことができました。

それができて、はじめてほんとうの自分の声が活きてくるのです。

自分にベクトルではなく、相手にベクトルを向ける。

 

次回は、「笑うと脳が笑う」についてお伝えする予定です。

 

このブログでは、「ほんとうの自分の声」を思い出すプロセスを通し、僕自身の「身体」や「心」が変わり、結果として健康や若さを維持でき、美しく人生を歩んでいくために得た心魂体の智識について、みなさんにお伝えしていきます。

どうぞよろしくお願い申し上げます。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。